おはようございます。
冬本番!と言った毎日が続いています。
さて、昨日は初釜でした。
通う年月や年齢関係無く、お稽古になると言うことで、今回は正客を務めることに…
これまでの記録や写真に目を通し、簡単な復習と取り寄せた本とにらめっこして当日に備えました。
亭主である心優しい先生と頼りになる同門の次客の方、昔からよく知るお詰めを務めてくださった方、そして、ご一緒した皆様方のお陰で、戸惑いはあったものの、なんとか正客と言う大役を終えることが出来ました。
これまで、こちらの初釜は7回寄せて頂いておりますが、回を重ねるとなんでもわかってくると言うことでは無く、お茶の深い世界では、回を重ねるごとに、自分の知識の無さを痛感することになります。
お茶の世界のみならず、どの世界でもそうだと思うのですが、知れば知るほど、奥が深く、先が長いなぁと思います。
東京のママにそのことを報告すると、「なんでも一生勉強ですね」と。
本当に…
毎日、何気ない一日ですが、何か一つでもできるようになったり、知識が増えたり、成長して行きたいと感じた今年の初釜でした。
叔母から譲り受けたもので、松本幸四郎さんと藤間紀子さんの婚約パーティーで着るために仕立てたものだそうです。
そのような思い出深い着物に袖を通すことが出来て、嬉しい限りです。大事にしたいと思います。