この季節・・・土筆、筍、三つ葉とたくさんいただきます。
これはこれは・・・とエプロンをきりっとして、キッチンに立ちます。
ちょうど、息子の高校入学祝に鯛をいただいていたので、こちらは土鍋で鯛飯に・・・
お出しを取って、しっかりご飯に香りと味を浸み込ませます。
お頭は、酒蒸しにしました。
土筆はハカマを取って、卵とじ。
三つ葉は茹でて、白和えにしました。ちょっと優しい味に・・・
筍は鶏肉と炊きます。九州のお醤油は少し甘めですが、慣れ親しんだタケシゲ醤油のもの。
小学生のころから、こちらのお醤油を使っています。
更には、大好きな木の芽和えも作りました。
すり鉢ですりすりしながら、それもまた楽し・・・と皆の帰りを待ちながら一人作る夕食。
アッという間にご飯の時間はやってくるので、何をどう、どの順番ですれば一番合理的かと頭を使いながら、動きます。
子供が小さいころは、こういう春の味を食卓にのせると、「ママ、春の味って苦いね」と言っていた娘や息子も最近は「あー春だね」と言えるようになりました。
それでも、今回息子は、「ごちそう様…おなかいっぱい。でも何か足りない。なんだろう?あっそうだ、鯛がご飯になっていて、メインが鯛飯だからだ!」と。
お肉大好き育ちざかりには、ちょっと渋い夕飯だったようです。
「わかったわかった。明日はお肉ね!」と約束する私でした。