昨夜はまた、最高の夜でした。
いらしてくださった皆様、ありがとうございました!
こんなに素敵なコンサートを主催できること、誇りに思います。
先ず、コンサート開演前のプレコンサートは、ウィーンから帰国の福岡出身 山下 大樹くんと東京でお勉強中の北九州出身 郡司 菜月さん。
デュオでしっかり聴かせてくれました。
将来が楽しみなお二人です。
そして、一曲目は日本人作曲家 三善 晃さんの「唱歌の四季」…こちらを田中美江さんと中川淳一さんの二台ピアノで。
菜の花畠や渓流の紅葉、雪の綿帽子や山寺の鐘…そんな日本の情景をピアノで表現。
ホロリと涙ぐむ方もいらっしゃいました。
そして、ゲスト マロさんこと篠崎史紀さんの登場です。
ベートーヴェンのスプリングソナタ。
軽やかなマロさんの音色と美江先生のピアノが素晴らしいハーモニーを醸し出します。
そして、ここで小さなサプライズゲストが!
音楽セミナー「楽興の時」で、大人たちがその豊かな音楽性に驚いた小学4年生あゆかちゃん。
マロさんの伴奏を務め、「クライスラー 愛の悲しみ」を披露。素敵な演奏でした。
そして、後半はヴィヴァルディの四季。
以前、よそで春と秋をマロのソロ、秋と冬を他の方の演奏で聴きました。
「全曲マロさんのソロで聴きたいです!」とご本人に伝えたところ、「あれは、気ままだけの特権だよ。」と嬉しいお言葉。
そして、またこのマロさんの四季を聴くことができました。
司会者なので、舞台袖で聴くのですが、それでもしっかり楽しめました。
バロック時代の作曲家ヴィヴァルディ。
その時代と同じように、演奏者が立って弾く立奏スタイル。
下手からのみの登場もバロック時代と同じだそうです。
四季…これまで聴いていたもの、聴こえていたものと違う…と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、昨夜の演奏がヴィヴァルディのオリジナル。
テンポも一定では有りませんが、あれがオリジナル。
そのために演奏者にはかなりの苦労が有りますが、だからこそ、聴き手が飽きない演奏となります。
大学卒業してから、一緒に仕事をして、今もまたお世話になってるヴィオラの山下典道さんと…先日のやまちゃんのおしゃべりコンサートも大盛況でした。
ヴァイオリンの仁美ちゃん、ヴィオラの友美恵ちゃんと。
彼女たちは7月11日に「アンサンブルプラス」で九州キリスト教会館にて演奏会を予定。
チェロの 原田哲男さんと
コントラバスのりかさんと…
プレコンサートで演奏した郡司菜月ちゃんは10月16日に北九州国際音楽祭に出演します。
そして、6月15日に福岡限定九響とゴジラのコンサートが予定されているマロさんと。
いらしてくださった皆様、ありがとうございました!